発音・アクセント / アクセント・イントネーション

頻出解法パターン

パターン1: 品詞からアクセント位置を判断する

こんな問題で使う

2音節の単語について、アクセントの位置を答える、または名詞・動詞で発音が変わる単語の読み方を答える問題。

解法の手順

  1. その単語が文の中でどの品詞(名詞・形容詞・動詞)として使われているかを確認する。
  2. 名詞・形容詞なら第1音節、動詞なら第2音節にアクセントが来る、という「名前動後」の傾向を当てはめる。
  3. record・present・object のような、名詞・動詞の両方で使われる単語は、特に注意して文脈から品詞を判断する。

具体例

"I need a permit to park here."(ここに駐車するには許可証が必要だ。)の permit は名詞(許可証)なので ˈpermit。"They didn't permit smoking."(彼らは喫煙を許可しなかった。)の permit は動詞なので perˈmit

パターン2: 接尾辞からアクセント位置を推測する

こんな問題で使う

3音節以上の、初めて見る単語のアクセント位置を答える問題。

解法の手順

  1. 単語の語末についている接尾辞を確認する。
  2. -tion・-ic・-ity・-ianなどであれば、その直前の音節にアクセントがあると判断する。
  3. -ee・-eer・-eseなどであれば、接尾辞自体にアクセントがあると判断する。
  4. -er・-ing・-ful・-ableなどであれば、もとの単語のアクセント位置がそのまま保たれると判断する。

具体例

activity は -ity の直前の音節にアクセントが来るので acˈtivity。Japanese は -ese自体にアクセントが来るので Japaˈnese。comfortable は -able がアクセントを変えないので、もとの comfort と同じ ˈcomfortable。

パターン3: 文中の内容語を見分けて文強勢を判断する

こんな問題で使う

文の中でどの単語が強く読まれるかを答える問題。

解法の手順

  1. 文中の単語を、名詞・一般動詞・形容詞・副詞・疑問詞・指示語・否定語(内容語)と、代名詞・be動詞・助動詞・前置詞・冠詞・接続詞(機能語)に分類する。
  2. 内容語を強く読む語として選ぶ。
  3. 特別に対比・強調したい語がある場合は、その語を最優先で強く読む。

具体例

"She doesn't like this movie."(彼女はこの映画が好きではない。)では、doesn't(否定を含む機能語だが意味上重要なので強く読まれる)・like・this・movie が強く読まれる語の候補になる。

パターン4: 疑問文の種類からイントネーションを判断する

こんな問題で使う

文末のイントネーションが上昇調か下降調かを答える問題。

解法の手順

  1. その文がYes/Noで答えられる疑問文かどうかを確認する。
  2. Yes/No疑問文(be動詞・助動詞で始まる)であれば上昇調と判断する。
  3. Wh疑問文(疑問詞で始まる)や平叙文であれば下降調と判断する。
  4. A or B の形の選択疑問文であれば、Aを上昇調、最後のBを下降調と判断する。

具体例

"Are you ready?"(準備はできましたか。)はYes/No疑問文なので上昇調。"How are you feeling?"(気分はどうですか。)はWh疑問文なので下降調。"Would you like tea or coffee?"はtea を上昇調、coffee を下降調で読む。

パターン5: カタカナ語の音節数のズレに気づく

こんな問題で使う

日本語でカタカナ語として定着している単語の、英語での正しい発音・アクセントを答える問題。

解法の手順

  1. その単語のカタカナ表記の拍数と、英語での音節数(発音記号を見て、母音がいくつあるか)を、それぞれ数える。
  2. 拍数と音節数がずれている場合、カタカナのイメージにひきずられていないか確認する。
  3. 発音記号どおりの音節数とアクセント位置で読み直す。

具体例

カタカナの「カメラ」は3拍だが、camera は /ˈkæmrə/ で、mə の母音が弱くなり実質2音節に近く発音されることが多く、アクセントは ˈcamera のように最初の音節に来る。