英作文 / 英作文の基礎
頻出解法パターン
パターン1: 主語を補ってから英文を組み立てる
こんな問題で使う
日本語の主語が省略されている和文英訳問題。
解法の手順
- 誰が、または何がその動作をしているのかを、文脈から判断する。
- 補った主語を使って、英語の文を組み立てる。
- 状況から、I / we / you / he / she などのどの人称が適切かを決める。
具体例
「(私たちは)来週、遠足に行く。」→ 主語「私たち」を補って We are going on a school trip next week. とする。
パターン2: 無生物主語構文に組み替える
こんな問題で使う
「〜のおかげで」「〜によって」「〜のせいで」など、原因・理由を表す日本語が含まれる和文英訳問題。
解法の手順
- 文の中で、原因にあたる語句と、結果にあたる語句を見分ける。
- 原因を主語、結果を目的語にする。
- 動詞に help / cause / make / allow などを使う。
具体例
「その薬のおかげで、彼女の頭痛は治った。」→ 原因(the medicine)を主語にして The medicine cured her headache. とする。
パターン3: 直訳できない日本語表現を「意味」から考え直す
こんな問題で使う
「〜てしまう」「〜がち」「せっかく」「なんとか」など、単語ごとには訳せない表現を含む問題。
解法の手順
- その表現が伝えたい「気持ち」や「ニュアンス」を確認する(完了・後悔・傾向・努力など)。
- そのニュアンスに対応する英語の定型表現(tend to、manage to、even thoughなど)を選ぶ。
- 日本語の単語の並びにとらわれず、英語として自然な語順に組み替える。
具体例
「なんとか終電に間に合った。」→ 「困難を乗り越えて達成した」という意味なので、manage to ~ を使って I managed to catch the last train. とする。
パターン4: 「〜ため」は理由か目的かをまず判定する
こんな問題で使う
「〜ため」という言葉を含む和文英訳問題。
解法の手順
- 「なぜなら」と置き換えても意味が通るなら理由、「〜する目的で」と置き換えても意味が通るなら目的と判断する。
- 理由なら because of / due to / since、目的なら to ~ / in order to ~ を使う。
具体例
「体調が悪かったため、彼は学校を休んだ。」(理由)→ He was absent from school because he was not feeling well.
パターン5: 文法チェックリストで見直す(冠詞・時制・単数複数)
こんな問題で使う
和文英訳の文を書き終えた後の見直し(誤りの発見)。
解法の手順
- すべての可算名詞に、冠詞(a/an/the)または限定詞が付いているか確認する。
- 文全体、または文章全体で時制がそろっているか確認する。
- 主語と動詞の単数・複数が一致しているか確認する(三単現の-sなど)。
- 見直しは、必ずこの3点セットで行う。
具体例
書いた文 "I have dog and it like sleep." を見直すと、a dog の冠詞抜け、likes の三単現の-s抜け、like sleeping とすべき動名詞の抜けの、3つの誤りが見つかる。