英作文 / 自由英作文
よくある間違い
間違い1: 結論を最初に述べずに、理由から書き始めてしまう
よくある誤答例
いきなり "First, science is very important for our future." から書き始め、最終的に賛成なのか反対なのかが本文のどこにも明示されない。
なぜ間違いなのか
読み手は、最初の1文で書き手の立場を知りたいと思っています。結論を示さないまま理由だけを並べると、何について賛成・反対しているのかが最後まで伝わりません。
正しい考え方
必ず "I think that ~" などで、自分の結論を最初の文で示してから、理由に入りましょう。
間違い2: 理由と具体例が同じ内容の言い換えに過ぎない
よくある誤答例
理由 "One reason is that reading improves vocabulary." の直後に、具体例として "For example, reading improves the words you know." と、内容がほとんど変わらない文を続けてしまう。
なぜ間違いなのか
具体例は、理由を裏付ける「個別の場面・状況」を描写するためのものです。理由を別の言葉で言い直しただけでは、具体性が足されておらず、説得力が増しません。
正しい考え方
具体例では、誰が・何をした結果か、を思い浮かべられるくらい具体的に書きます。For example, a student who reads one English novel a month will naturally learn dozens of new words in context. のように、個別の場面を描きましょう。
間違い3: 話し言葉的な表現を使ってしまう
よくある誤答例
"I think uniforms are kind of a good idea, you know."
なぜ間違いなのか
自由英作文はエッセイ、つまり書き言葉の文章です。kind of や you know のような話し言葉表現は、フォーマルな文章にはふさわしくありません。
正しい考え方
簡潔で書き言葉らしい表現にそろえましょう。I think uniforms are a good idea. のように、余分な口語表現を削ります。
間違い4: 日本語の発想のまま、余分な前置詞を加えてしまう
よくある誤答例
「私はこの意見に反対だ」を "I am against of this opinion." と訳してしまう。
なぜ間違いなのか
against はそれ自体が前置詞であり、「〜に反対して」という意味をすでに持っています。日本語の「〜に」につられて of を重ねると、文法的な誤りになります。
正しい考え方
I am against this opinion. または I disagree with this opinion. のように、余分な前置詞を付けずに表現します。
間違い5: 指定された語数に対して、内容が不足してしまう
よくある誤答例
60〜80語程度を指定されているのに、"I think that students should read books. It is good for them." のわずか2文だけで終えてしまう。
なぜ間違いなのか
理由や具体例が不足していると、たとえ文法が正しくても、内容の説得力が不十分だと判断されてしまいます。
正しい考え方
語数の目安に対して、結論1文、理由1〜2文、具体例1文、結論の再主張1文、という配分をあらかじめ決めておくと、必要な情報量を確保しやすくなります。
間違い6: 反対意見に一切触れず、一方的な主張だけで終えてしまう
よくある誤答例
賛成の理由だけを並べ、反対の立場が存在すること自体に一度も触れない。
なぜ間違いなのか
反対意見に全く触れないと、一方的で視野が狭い印象を与えることがあります。特に難易度の高い問題では、反対意見への目配りが評価されることがあります。
正しい考え方
Some people say that ~. However, I think that ~ のように、反対意見の存在を一度認めてから自分の意見を述べると、視野の広さが伝わり、説得力が増します。
間違い7: 同じ単語や同じ文の始め方を繰り返してしまう
よくある誤答例
段落中のほぼすべての文が "I think that ~" で始まっている、または important という単語を何度も使っている。
なぜ間違いなのか
同じ単語や文の形を繰り返すと、単調で語彙力が乏しい印象を与えてしまいます。
正しい考え方
important の代わりに essential や valuable といった類義語を使ったり、文の主語や構造を変えたりして、単調な繰り返しを避けましょう。
間違い8: お題が問うている内容と違うことを書いてしまう
よくある誤答例
「学校は制服を導入するべきか、賛成か反対か」という問いに対して、制服の歴史や種類を説明するだけで、自分が賛成なのか反対なのかを一度も明言しない。
なぜ間違いなのか
どれだけ英文が正確でも、お題が求めている問い(賛成/反対、利点/欠点、解決策など)に直接答えていなければ、内容として評価されません。
正しい考え方
書き始める前に、お題が何を求めているかを確認し、その問いに直接答える文を、結論として必ず含めましょう。