読解 / 設問対応
語句整序問題の解き方
要点整理
語句整序問題は、バラバラに提示された単語や語句を並べ替えて、意味の通る正しい英文を完成させる設問です。単語を1つずつ日本語に当てはめていくのではなく、**文の骨組み(文型)と熟語・構文のかたまり(チャンク)**という2段階で考えると、迷わず組み立てられるようになります。
手順1:動詞を探し、文型を決める
与えられた語句の中から、まず**動詞(またはbe動詞)**を探します。動詞が決まると、その動詞が要求する文型(第1文型SV~第5文型SVOC)が自動的に絞り込まれ、他の語句がどこに収まるべきかが見えてきます。
たとえば give のような動詞は、多くの場合「give+人+もの」(第4文型)の形を取ります。与えられた語句の中に「人」にあたる語と「もの」にあたる語の両方があれば、この形に当てはめられないか、まず検討しましょう。
手順2:熟語・構文のかたまり(チャンク)を先に組み立てる
バラバラの語句の中には、必ず1つのまとまりとして動かない熟語や構文が混ざっています。これらを個別の単語としてではなく、最初にひとかたまりとして組み立ててから、文全体の中に配置すると、格段に組み立てやすくなります。
代表的なチャンクの例:
- as soon as ~(~するとすぐに)
- so ~ that …(とても~なので…だ)
- not only ~ but also …(~だけでなく…も)
- look forward to ~ing(~するのを楽しみにする)
- it is ~ for A to do …(Aが…することは~だ)
手順3:残った語句を、意味のまとまりごとに配置する
動詞(文型)とチャンクが決まったら、残りの語句(主語、修飾語句、前置詞句など)を、日本語の意味に合わせて配置していきます。このとき、次の点に注意しましょう。
- 前置詞(in, on, at, with など)は、直後に名詞(句)を伴う
- 関係代名詞(who, which, that)は、直前の名詞を修飾する形で使う
- 形容詞は名詞の前、副詞は動詞の近くに置かれることが多い
手順4:組み立てた文を通して読み、日本語の意味と照合する
すべての語句を並べ終えたら、必ず英文全体を通して読み、日本語の指定文と意味が一致しているか、そして文法的に誤りがないかを確認しましょう。特に、時制・単数複数・語順のねじれがないかを最終チェックします。
例題
例題1(基本)
問題
日本語の意味になるように、( )内の語を並べ替えよ。
「彼女は最終電車に乗るために駅まで走った。」
She ( station / to / ran / the / catch / to ) the last train.
解答・解説を見る
まず動詞を探すと ran(runの過去形)があり、「彼女は走った」という第1文型(SV)の骨組みがすぐに見えます。
次に、「~するために」という日本語に注目すると、目的を表す不定詞の副詞的用法 to catch(捕まえるために)というチャンクが浮かびます。to が2つ与えられていることにも注目し、1つは to the station(前置詞のto)、もう1つは to catch(不定詞のto)であると見抜きましょう。
これらを組み立てると、She ran to the station to catch the last train. となります。
答え:She ran to the station to catch the last train.
例題2(標準)
問題
日本語の意味になるように、( )内の語句を並べ替えよ。
「この本はとても面白かったので、私は一晩で読み終えた。」
This book ( that / so / I / interesting / finished / was ) it in one night.
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日本語の「とても~なので…」という表現から、so ~ that … という構文のチャンクをまず組み立てます。so の後には形容詞 interesting が続き、that の後には「私は一晩で読み終えた」という文(I finished)が続く形です。
骨組みは This book was so interesting that I finished it in one night. となり、This book(S)+ was(V)+ so interesting(C、第2文型)という主節に、that 以下の結果を表す節が続く構造です。
答え:This book was so interesting that I finished it in one night.
例題3(応用)
問題
日本語の意味になるように、( )内の語句を並べ替え、3番目にくる語(句)を答えよ。
「その調査結果が示しているのは、多くの若者が環境問題に強い関心を持っているということだ。」
( a strong interest / show / the survey / that / results / many young people / have ) in environmental issues.
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まず動詞を探すと show と have の2つが見つかります。「調査結果が示している」という日本語から、the survey results(調査結果、主語)+ show(動詞)が骨組みになると判断できます。results は複数形であり、主部の中心語も複数扱いの results なので、動詞は三単現の shows ではなく show を使う点に注意しましょう。
次に、「(多くの若者が)~を持っているということ」という部分は、show の目的語にあたる名詞節であり、that 節(that many young people have a strong interest)としてまとめます。have の目的語は a strong interest で、その後に in environmental issues が続き、「環境問題に強い関心を持つ」という意味のかたまりになります。
これらを組み立てると、次の順序になります。
The survey results show that many young people have a strong interest in environmental issues.
並べ替えた語順は、①The survey results ②show ③that ④many young people ⑤have ⑥a strong interest です。
答え:3番目にくる語は that
確認問題
問題
日本語の意味になるように、( )内の語句を並べ替えよ。
「私たちは、この結果が何を意味するのかを理解するのに時間がかかった。」
It ( us / understand / took / a while / to ) what this result meant.
答え
It took us a while to understand what this result meant.(It takes+人+時間+to do「(人)が~するのに時間がかかる」という構文のかたまりに注目する)