文法 / 接続詞・前置詞

頻出解法パターン

パターン1: 空所の直後の形を見て接続詞か群前置詞かを判定する

こんな問題で使う

because/because of、although/in spite of・despite のように、意味は似ているが接続詞か前置詞かで形が異なる語句を選ばせる問題。

解法の手順

  1. 空所の直後にどんな形が続いているかを確認する。
  2. 「主語+動詞」を含む節が続いていれば、従属接続詞(because, although, though, since, asなど)を選ぶ。
  3. 名詞(相当語句)だけが続いていれば、群前置詞・前置詞(because of, due to, in spite of, despiteなど)を選ぶ。
  4. despite だけは of を付けない1語の前置詞であることも確認する。

具体例

The trip was canceled ( ) the bad weather. という文では、the bad weather という名詞だけが続いているので、because ではなく because of を選ぶ。

パターン2: 名詞節か副詞節かを「節を取り除けるかどうか」で見分ける

こんな問題で使う

that・if・whenなどが作る節が、名詞節(動詞の目的語や文の主語)なのか、副詞節(時・理由・条件などの付け加え)なのかを問う問題。

解法の手順

  1. 疑わしい節をいったん文から取り除いてみる。
  2. 残りの文が主語や目的語が欠けて不完全になれば、その節は文の要素(主語・目的語・補語)になっている名詞節と判断する。
  3. 残りの文がそれだけで文法的に完結していれば、その節は付け加えの情報を与えているだけの副詞節と判断する。
  4. 判断した種類に応じて、日本語訳(「〜ということ」か「〜のとき」「もし〜ならば」など)を選ぶ。

具体例

I heard that she moved to Osaka. で that節を取り除くと I heard だけが残り不完全なので、この that節は heard の目的語になる名詞節と判断できる。

パターン3: 時・条件の副詞節では現在形が未来を表すことを確認する

こんな問題で使う

if・when・as soon as・before・after などが作る副詞節の中の動詞の形(現在形か will を使うか)を問う問題。

解法の手順

  1. 空所を含む節が、if・when・as soon as などによる時・条件の副詞節かどうかを確認する。
  2. 副詞節であれば、たとえ未来のことを表していても、動詞は現在形にする。
  3. 一方、that や whether/if が作る名詞節の場合は、このルールは適用されず、普通に未来のことは will で表す。
  4. 主節の動詞の形(will を使うかどうか)とは切り離して、副詞節・名詞節それぞれのルールで別々に判断する。

具体例

If it ( ) tomorrow, we will go on a picnic. という文では、if節が条件を表す副詞節なので、rains(現在形)を選び、rain will とはしない。

パターン4: 前置詞の直後の動詞は動名詞にする

こんな問題で使う

前置詞の直後に置かれた動詞の形(原形・to不定詞・動名詞のどれか)を問う問題。

解法の手順

  1. 空所の直前に前置詞(in, at, for, of, aboutなど)があるかどうかを確認する。
  2. 前置詞の直後に動詞を置く場合は、必ず動名詞(-ing形)にする。
  3. look forward to、be used to、object to のように「to」が前置詞として使われている頻出表現も同じルールが当てはまることを確認する。
  4. 動詞の原形や to不定詞になっている選択肢があれば、それは誤りと判断して除外する。

具体例

She is proud of ( ) the school marathon. という文では、of の直後なので winning(動名詞)を選び、to win や win は選ばない。

パターン5: 等位接続詞で結ばれた要素の形をそろえる

こんな問題で使う

and・but・or で結ばれた語句のうち、1つだけ形が違っているものを見つけて修正する問題(並列/parallelism)。

解法の手順

  1. and・but・or の前後で結ばれている要素をそれぞれ書き出す。
  2. それぞれの要素の品詞・形(名詞か動名詞か、to不定詞か原形かなど)を確認する。
  3. 形がそろっていない要素を見つけ、他の要素と同じ形に直す。
  4. 3つ以上を並べる場合は、最後の要素の前だけに and(またはor)を置き、それ以外はコンマで区切る形になっているかも確認する。

具体例

My plan for the weekend is to relax, read books, and to visit my grandmother. では、relax・read booksがto不定詞なしの動詞句なのに、最後だけ to visit となっており形がそろっていないため、to visit を visit に直す。

パターン6: 命令文+and/orの意味の向きを確認する

こんな問題で使う

「命令文, and/or 〜」の形の文の意味や、if を使った文への書き換えを問う問題。

解法の手順

  1. 文がコンマの前に命令文(動詞の原形から始まる文)になっているかを確認する。
  2. コンマの後が and なら「そうすれば(良い結果)」、or なら「さもないと(悪い結果)」という意味になると判断する。
  3. if を使って書き換える場合、and の文は「If + 命令文の内容, 主節」、or の文は「If not + 命令文の内容, 主節」という形になることを確認する。
  4. 日本語訳や書き換え文が、and/orのどちらの意味の方向とも矛盾していないかを最後に確認する。

具体例

Take an umbrella, or you will get wet. を if を使って書き換えると、If you don't take an umbrella, you will get wet. となり、命令文+orが「〜しなければ、さもないと」という意味であることが確認できる。